サムスン新製品発表会「Galaxy Unpacked」にて待望のフォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold 4」が発表となり、グローバル版が8月26日より発売開始となる。
日本の公式サイトにも「Galaxy Z Fold 4」「Galaxy Z Frip4」が登場しているが、発売日は未定となっている。
グローバル版の販売価格は1,799ドル~(日本円で約24万円)となっている。
Galaxy Unpackedでお披露目された際、正直な感想は外観的な違いは感じられず無難な印象でした。
デザイン面も少しの変化はあるものの、一見したら大きな違いはございません。
この記事ではGalaxy Z Fold 4の発表された進化ポイントとGalaxy Z Fold 3とのスペック比較を行ってみました。
Galaxy Z Fold 4 の進化ポイント
・プロセッサは最新のSnapdragon8+Gen1を搭載
・ボディサイズが改善
・画面下埋め込みカメラがより目立たなくなった
・カメラ性能がアップ(5000万画素メインカメラ・3倍光学ズームなど)
・Android OS 「Android 12L」を搭載
・1TBモデルが追加 ※購入はSamsung.com限定
Galaxy Z Fold 3との比較
メーカー | Samsung | - |
商品名 | galaxy z fold 3 | galaxy z fold 4 |
SoC | Snapdragon888 5G | Snapdragon 8+Gen 1 |
液晶 | Dynamic AMOLED | Dynamic AMOLED |
画面(開いた状態) | 7.6型(2208☓1768) | 7.6型(2176☓1812) |
画面(閉じた状態) | 6.2型(2268☓832) | 6.2型(2316☓904) |
リフレッシュレート (開いた状態/閉じた状態) |
120hz/120hz | 120hz/120hz |
重量 | 272g | 263g |
寸法(開いた状態) 高さ✕幅✕厚み(㎜) |
158.2✕128.1✕6.4 | 155.1✕130.1✕6.3 |
寸法(閉じた状態) 高さ✕幅✕厚み(㎜) |
158.2✕67.1 ✕14.4(16.0) |
155.1✕67.1 ✕14.2(15.8) |
RAM | 12GB | 12GB |
ROM | 256GB/512GB | 256GB/512GB/1TB |
カメラ(アウト) | 1200万画素☓広角 1200万画素☓超広 1200万画素☓望遠 |
5000万画素☓広角 1200万画素☓超広 1000万画素☓望遠 |
カメラ(カバー) | 400万画素 | 400万画素 |
カメラ(イン) | 1000万画素 | 1000万画素 |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
電池容量 | 4400mA | 4400mA |
防水 | IPX8 | IPX8 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
閉じた際の画面サイズが見やすくなっているのが、嬉しいポイントですね。
また10gほど軽量化されているので全体的に実用性が増しそうです。
意外なほどそれ以外のハード面での違いが無いため、ソフト面での強化がメインのようです。
まとめ
「Snapdragon8+Gen1」「Android OS 12L」など最新のチップセット・OS搭載ということで様々な利用方法が期待できます。
フォルダブルフォンということで、スマホ+タブレット端末ですが今回の進化からよりタブレットやPC利用に近い用途に変わってきている印象です。
まだまだフォルダブル市場は一般的に気軽に購入できる価格帯ではないので、ユーザーは限定されると思いますが、いつの日かミドルスペックなどで10万を切る価格帯で販売されるようになることを期待します。
Galaxy Z Fold 4の発売によりGalaxy Z Fold 3の価格が下がれば買いの端末だと思います。
Xiaomiからも「Xiaomi MIX Fold2」が発表となっています。
Googleからの発売も期待されている「Pixel Notepad(仮称)」などこれからもフォルダブル市場から目が離せません。