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【 Fitbit Versa 4 レビュー 】コスパはPixel Watchより上かも!?機能絞れば万能スマートウォッチ!

私はAndroidユーザーなのですが、以前どうしてもSuica機能が利用したいため「Fitbit charge 4」を購入し利用していました。

Suica機能に関しても使いやすく満足のいくスマートバンドでした。

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ただ記事にも書かせて頂きましたが、スマートバンドということでワークアウトや睡眠ログ用としてのサブ機利用には優れていますが、メイン機としては液晶も小さく物足りません。

カラー液晶の「Fitbit Charge 5」も発売され、価格的な魅力は高いもののどうしても液晶サイズや時計としては満足できそうにありませんでした。

 

 

「Fitbit Versa 3」が価格的にもSuica対応でお手頃なので検討していたところ、「Fitbit Versa 4」「Fitbit Sense 2」がGoogleブランドとして発売することとなり、「Fitbit Versa 4」が価格的にも魅力的なため購入いたしました。

「Pixel Watch」も購入して利用していますが、同じGoogleブランドながら違いも多いため、「Pixel Watch」と比較して感じた良い点・残念な点をレビューします。

Fitbit Versa 4

 

 

 

 

「Fitbit Versa 4」を購入した理由

ずばり選んだ理由は以下となります。

・Suica対応

・LNE返信(クイック返信)対応

・エクササイズ自動認識

・Google連携による拡張性(Google Map機能など)

・Fitbitブランド

・販売価格(27,800円)※Amazonでは約25,000円

今後のGoogle連動に期待

 

Fitbitシリーズであれば、現在の最上位モデルは「Fitbit sense 2」となりますが、センサー搭載による高度なヘルスケア機能を求めない場合は「Fitbit Versa 4」で十分であり、価格差5,000円という点からも選択しました。

以前の記事でも比較させて頂いたのでこちらをご覧ください。

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スペック

製品名 Fitbit Versa 4
寸法(縦*横*厚み) 40.5*40.5*11.2㎜
OS Fitibit OS
本体ケース アルミニウム
カバーガラス Gorilla Glass3
対応OS Android / iOS
通信 -
Bluetooth通話 〇(近日対応)
GPS
バッテリー 6日間以上
Alexa
着信/テキストメッセージ受信 アプリ通知
Google Map 〇(近日対応)
Google Play -
Google ウォレット -
Fitbit Pay
常時表示
音楽操作&アプリ
(YouTubeMusic、Spotifyなど)
-
防水 5ATM
緊急SOS/国際緊急通話 -
転倒検出 -
電子コンパス -
皮膚温センサー -
心拍測定
ワークアウト 40種類
エクササイズ自動記録
心拍測定
ストレススコア
ストレス通知/マネジメント/身体反応計測
/週末サマリー/呼吸セッション
-
睡眠分析
睡眠コンテンツ / スマートアラーム
血中酸素モニタリング
月経記録

 

本体&付属品

本体&付属品

ベルトがSサイズ・Lサイズと2種類同梱(Sは本体装着済み)されていて非常に嬉しいですね。Sサイズでも結構大きいので男性でも利用できる方は多いと思います。

Sサイズ:手首周り129㎜~175㎜

Lサイズ:手首周り158㎜~209㎜

 

専用充電器

ワイヤレスではなく4点接地の充電器となります。

充電元はType-Aとなっています。ACアダプタは付属していません。

ワイヤレス充電対応モデルは別として、充電器の仕様、規格は統一して欲しいですね。

 

外観

全体

左側面

「Fitbit Versa 4」は左側面に物理ボタンとマイクがあります。

右側面

右側面にはスピーカーがあります。

背面センサーは凹凸なく皮膚に優しい作り

ベルトは内側に入れるタイプ

ベルトは内側に収納するタイプなので、ベルトを締める際は穴ひとつ多めくらいが丁度良いです。

ベルトの素材は不明ですが、サラサラとしておりベタつきにくい素材です。肌ざわりは良いと思います。私は敏感肌ですが大丈夫です。

ちなみにPixel Watchの方が分厚く重量感があります。

 

連携アプリ

スマートフォンに「Fitbit」アプリのインストールが必要となります。

「Pixel Watch」は対応はAndroidのみとなりますが、「Fitbit Versa 4」はiOSにも対応しています。

また「Pixel Watch」は「Fitbit」アプリの他に「Google Pixel Watch」アプリの2つをインストールする必要がありますが、「Fitbit Versa 4」は「Fitbit」アプリのみのインストールとなります。

play.google.com

Fitbit

Fitbit

  • Google LLC
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

apps.apple.com

 

ちなみにAndroid版の画面はこんな感じです。

Fitbit Versa 4 基本メニュー

タッチ操作方法

上から下へスワイプで「設定」

設定画面

下から上へスワイプで「通知一覧」

通知一覧

「instagram」「YouTube」などアプリアイコン表示となっています。

格安スマートウォッチの場合はこのあたりも対応していない場合もあるので、地味に嬉しいですね。

 

左右スワイプでタイル表示

心拍数などのタイル表示

タイルはメニュー画面の「ギャラリー」より追加・削除の変更が可能となります。

 

物理ボタン

物理ボタンは1プッシュ・2プッシュ・長押しでの利用

物理ボタンは1回押し込むと「アプリ一覧」となり、2回押し込むと「ショートカット」アプリ一覧となります。

長押しでは立ち上げるアプリの設定は可能です。

ちなみに私は「Fitbit Pay(Suica残高)」にしていますが、「Alexa」を多用する方は「Alexa」にしておけば長押しの後に話しかけるだけでOKとなります。

 

機能

常時表示(AOD)と文字盤

文字盤選択や常時表示にはもちろん対応していますが、「Pixel Watch」や「Galaxy Watch」などと比べるとどうしても選択肢は少なくデザインもシンプルなものが多いです。解像度は低くないので、もう少し種類が増えてくれると楽しみが増えるので今後に期待です。

従って常時表示に対応した文字盤も少なく、個人的にかっこ良いものがあまりないです。

ちなみに「有料」「無料」のものがあるのですが、なぜか「有料」のものは表示していますが、Fitbit未承認のため外部サイトに飛びます。

このあたりは謎ですね。訳のわからない英語サイトだと怖いので結局無料での選択となっちゃいます。

文字盤メニュー画面

常時文字盤選択画面

 

常時表示対応文字盤の場合

常時表示未対応文字盤の場合

常時表示対応文字盤の場合は、時間の部分が統一されています。
未対応のものは全て同じデジタル表示となります。

このあたりの種類が増えて欲しいですね。好みの文字盤はほぼ常時表示に対応していなかったので、こちらも今後に期待です。

お気に入り文字盤(AOD非対応/無料)

 

LINE通知と返信

こちらも「Fitbit Versa 4」を選んだ機能の一つですが、LINEへのクイック返信が可能となっています。

残念ながら、「写真」「スタンプ」「音声通話」には対応しておりません。

LINE通知と返信方法

定型文はスマホ側のアプリ内で変更可能となります。

音声認識はしっかり認識してくれてました。

LINE通知は基本テキストのみ表示可能

音声通話に関しては、通話着信中は残念ながらスマートウォッチは反応せず「拒否」などもできません。

相手が音声発信を切った後に「不在着信」として通知がきます。

 

Suica機能

スマホのメニュー「ウォレット」にて新規発行を行います。

「Google Pay」によるクレジット入金を行います。

最初は~5,000円ですが、何度か利用していると最大20,000円まで一度にチャージが可能となります。

「Fitbit Versa 4」限定のSuicaを発行するイメージとなりますので、既存のものは引き継いだりすることはできません。そのため、定期やオートチャージなどは利用不可となります。

チャージは「Fitbit Versa 4」本体に行うので、「Fitbit Versa 4」のみでのSuica利用が可能となります。

スマホ画面 ※ID部分はカットしています

残金確認

当然ながら利用の際は、アプリの立ち上げ等も不要となりますので機器にかざすだけで処理されます。

残金確認の際のみ「Fitbit Pay」アプリを立ち上げます。

設定したパスコードを入力のうえ確認が可能となります。

 

都会の人には定期券やオートチャージ機能などが利用できないことで不便なことがあるかも知れませんが、田舎住みの私としては十分すぎる便利さです。

たまーに利用するJRやバスにも、コンビニでの買い物はチャージ沼にはまります。

 

エクササイズ

ワークアウトは40種類と以前のモデルの2倍ほどに選択肢が増えているようですが、個人的には「ウォーキング」「ランニング」「サイクリング」があれば十分なので満足のいくレベルとなっています。

 

エクササイズ自動認識

こちらも「Fitbit Versa 4」を購入するポイントになった「エクササイズ自動認識」機能です。

発売前は「Pixel Watch」には非対応で、「Fitbit sense 2・Versa 4」は対応という比較表等も出ていましたので、「Fitbit Versa 4」の決めポイントにもなりました。

幸い「Pixel Watch」も対応していましたので、ご安心を。

設定した時間を超えたエクササイズはお知らせ

「ウォーキング」「ランニング」「屋外サイクリング」「クロストレーナー」「スポーツ」「有酸素運動」「水泳」の7種類に関して自動認識の時間10分間以上での設定が可能。実行されると計測を始めます。

ちなみに「▶」を押さなくても計測は行ってくれます。

計測中画面

終了画面

こちらも無視していると自動で終了となります。

確認出来る内容は「Pixel Watch」と同じとなります。

 

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ヘルスケア

「心拍数」「血中酸素濃度」「ストレス」「睡眠」など「fitbit premium」に入らなくても十分な分析と計測に対応しています。

基本的なヘルスケア機能ならば「fitbit premium」未加入でも十分活用できます。

ただ現在初めての方は「6か月間」の無料お試しが購入時の特典として受けれますので、利用してから継続するか否かの判断も可能です。

 

Amazon alexa

最近、XiaomiやAmazfitをはじめ格安スマートウォッチなど「Amazon alexa」に対応したスマートウォッチが増えてきていますが、そのほとんどは「音声入力」→「テキストでの返答」となっています。

「Fitbit Versa 4」に関しては、「音声での案内」となっています。

ただアレクサと会話できる訳ではないので、ご注意を!

 

良い点と残念な点

良い点

・Suica、エクササイズ自動認識、LINEへのクイック返信に対応

・alexaも音声案内に対応

・電池持ちが良い(5日間程度は余裕)

・デザインもかっこ良く、バンドなどの純正アクセサリーも豊富

・現在未対応だが、GoogleMapなどのアプリ拡張に期待

・ワークアウト&ヘルスケア機能も充実

・2万円台で購入可能

 

残念な点

・処理がもっさりカクつく

・音楽操作が出来ない

・WiFi未対応(スマホとのBluetooth接続のみ)

・文字盤が微妙

 

「Pixel Watch」がサクサク動く分、比べると驚くほどもっさりです。

それほど操作を必要とするシチュエーションはスマートウォッチにはないものの、左右スワイプなど格安スマートウォッチレベルのカクつきです。

あと個体的な問題かもしれませんが、日本語部分に文字化けのような症状が見られます。基本的なUIが残念レベルです。

「が」の部分

「タ」の部分

こちらは液晶欠けではなく、特定の日本語に見られますのでアップデートで何とかしてほしいところですね。

他の方はどうなんでしょう??

 

また音楽操作が出来ないので、必要な方には致命的かもしれません。

「Fitbit Versa 4」はGPS搭載なので、音楽保存&音楽操作が出来ればユーザーにとってさらに魅力的なスマートウォッチだったと思います。

 

WiFiに対応していない部分は、実際に利用しているとそれほど気になりません。

アプリダウンロードや更新の場合もスマホ自体が自宅の場合は光回線にWiFi接続していますので、Bluetooth接続で多少遅くはなるでしょうが問題ございません。

 

まとめ

Fitbit Versa 4

正直、もっさり感はストレスレベルですし今時のスマートウォッチで音楽操作が出来ないモデルは聞いたこともなかったです。

また数字表示も変なフォントになっていたり、文字化けもしていたり確かに微妙な部分もあります。

 

しかーし、「Suica」をはじめ、「LINE返信」「エクササイズ自動認識」など絶妙に必要な機能に対応しているんです。

しかもこれから「Bluetooth通話」「Googleマップ」なの機能に対応することも約束されています。かゆいところに手が届く感じです。

そんな大満足の機能に対応していて、さらに「Pixel Watch」を利用して痛感しましたがバッテリーを数日気にしなくても安心して使えるというストレスからの解放。

時計としての十分な役割を果たしています。

通常価格は27,800円(税込)となっていて十分お買い得ですが、Amazonなどでは現在2万5千台で購入できる驚きのコスパです。

 

以上の点からも、個人的には買って良かったと思える素晴らしいモデルだと感じます!

 

気になる方はぜひ参考にしていただければ幸いです。