Nothingは日本時間2022年10月26日にインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「Ear(stick)」を公式サイトおよびYouTubeチャンネルにて発表した。
既に発売となっている「Ear(1)」に続き、2つ目のワイヤレスイヤホンとなる。「Ear(1)」がカナル型デザインに対し、「Ear(stick)」はイヤーピースの無いインナーイヤー型となる。フィットした耳に負担の掛からない軽い着け心地ながら音質も追究したNothingならではのデバイスとなっている。
さらにケース部分もリップスティックのようなデザインと回転させてイヤホンを取り出すという新しいギミックとなっている。
急な落下などでもイヤホンが飛び出すことはないとのこと。
スペック
本体は軽量化され、イヤホン片耳分の重量は4.4gとなっている。
12.6㎜のダイナミックドライバーユニット搭載。
Bass Lock機能は低音域を装着時の環境に合わせて自動調整し安定した迫力あるサウンドを提供してくれる。
3基の高精細マイクが搭載されクリアボイスが楽しめる。
操作方法はプレス式となり押し込むことで様々な操作が可能となる。
再生時間はイヤホン単体で7時間、ケース併用で最大29時間再生となる。
Bluetooth5.2、コーデックはSBC、AACをサポート。
ANC、外部音取り込み、ワイヤレス充電には非対応となる。
連携アプリ「Nothing X」
従来の連携アプリ「Ear(1)」から「Ear(stick)」も対応するために進化した「Nothing X」が10月27日よりAndroid、iOS共に配信予定となっている。
NothingOS1.1.4以降の「Nothing Phone(1)」ユーザーは、OSに組み込まれる仕様となっており、よりスムーズな接続が可能となる。
販売価格と販売スケジュール
日本での販売価格は16,800円(税込)となっており、国内での発売日は11月10日(木)となるが、10月29日(土)11時~下記にて先行限定販売も行われる。
・Nothing.tech(Nothing公式サイト)(WEB販売)
・Kith Tokyo(店頭販売)
・二子玉川蔦屋家電(店頭販売)
限定販売数などは非公表となっている。
まとめ
予想通りのスペックでしたが、スピーカー部分のデザイン性の高さはさすがNothingといった印象でめちゃめちゃかっこ良いですね。
Twitterでもやや荒れていますが、Ear(1)と比較した場合の価格設定ですね。
特に国内価格はかなり強気な設定ですね。99ドルと考えると、いくら円安とは言え16,800円は想像以上です。
とはいえ、BassLock機能含めた音質には期待していますし、デザインだけでも惹かれる方も多いと思いますので、先行WEB販売に挑みたいと思います。
購入しましたらレビューさせて頂きます。
画像:Nothing公式サイト・YouTubeチャンネル