Nothingは2023年3月23日フルワイヤレスイヤホン「Ear(2)」を国内発売した。
ワイヤレスイヤホンとしては、「Ear(1)」「Ear(stick)」に続いて第3弾となる。
「Ear(2)」は「Ear(1)」の後継モデルとなり、カナル型アクティブノイズキャンセリング・外部音取り込み機能搭載のモデルとなる。
24bitハイレゾオーディオ認定の高音質を楽しめるほか、ノイズキャンセリング機能も進化。充電ケースも小型軽量化となっている。
価格は22,800円(税込)。先行発売特典として先着順でステッカーの特典もある。
「Ear(2)」発売に伴って公式サイトからは「Ear(1)」が削除されていますが、Amazon等ではまだ販売はおこなっているようです。
Ear(1)から進化したポイントは?
「Ear(1)」からデザインは大きく変更されていませんが、主に進化したポイントは以下となります。
音質
イヤホンデザイン、ドライバーユニットのサイズに変更はありませんが、中の構造が変わっているようです。
具体的にはデュアルチェンバー構造により空気の流れが滑らかになり音も自然で迫力あるものに変わったそうです。
また音を奏でる各部品の素材等の変更もあり、外観以上の変化があるようです。
ノイズキャンセリング
マイク位置が変更されより精度の高いノイズキャンセリングに期待できます。
ノイズキャンセリングには3つのシーンに合わせて選択できる機能と、自動で調整してくれる「Adaptive Mode」という機能があり耳に負荷をかけることのない自然なノイズキャンセリングを体験できます。
駆動時間
最大駆動時間(ANCオフ)がイヤホン単体で5時間→6.3時間、充電ケース込みで33時間→36時間に進化しています。
操作方法
タッチ操作より「Ear(stick)」で採用されたプレスコントロールに操作が変更されています。
プレスコントロールは誤操作も少なく物理的な感覚も得られるため操作性はスムーズです。
充電ケース軽量化
イヤホン単体(片耳)は5g→4.5gとほぼ変わりませんが、充電ケースは57g→51.9gと小型軽量化となっています。
気になるのは「Ear(1)」を利用していた際、マグネット式でイヤホンを充電ケースに置くのですが、接地部分がずれるのか右側だけが充電されないことが多々ありました。個体差かも知れませんが、この部分が改善されていることに期待します。
まとめ
ノイズキャンセリング機能の向上と音質の向上ということで、Nothing製品をお持ちでない方には価格以上の満足度を得られるデバイスだと思います。
逆にノイズキャンセリング機能を求めない方は「Ear(stick)」が良いかもしれません。