先日レビューした「HUAWEI Band7」は「HUAWEI Band6」からの大幅な進化はそれほど無かったものの、非常に満足しており日々利用しています。
「HUAWEI Band7」においては、機能・操作性・デザインなどスマートバンドにおける最高峰と感じていますが、スペックを見るとほぼ上回っている「Mi band7」が正直気になっており国内版発売前にグローバル版を購入致しました!
前モデルは「Mi Smart Band 6」という表記でしたが、今回より「Xiaomi Smart Band 7」とパッケージには記載があります。
今回、HUAWEI好きの私が感じたファーストインプレッションを本音でレビュー致します!
本体&付属品
水色や深緑が欲しかったのですが、黒以外の販売が無かったため黒となっております。
まぁサードパーティ製のバンドがすでに発売されているので問題ないでしょう。
本体・充電ケーブル・取扱説明書といった基本的な同梱物です。
充電ケーブルは結構もっこりしているので、もう少しスマートになるとありがたいですね。
HUAWEIのグローバル版は日本語対応しているのに対し、Xiaomiのグローバル版は日本語非対応なので非常に残念です。
日本語表示が良い方は国内版をおススメします。
スペック
Xiaomi Smart Band 7 |
|
OS | 独自OS |
防水性能 | 5ATM |
バッテリー | 約14日間 |
液晶 |
AMOLED192✕490ピクセル 326PPI 1.62インチ |
質量 | 13.5g |
マイク | - |
スピーカー | - |
GPS | - |
常時表示 | 〇 |
トレーニング | 110種類以上 |
睡眠ログ | 〇 |
心拍ログ | 〇 |
血中酸素 | 〇 |
通知機能 | 〇 |
返信機能 | △着信時のみクイック返信可 |
電子決済 | - ※中国版にはNFC対応モデルあり |
音楽機能 | 音楽操作 |
その他 |
月経周期トラッキング・ストレスモニタリング ・個人活動指数(pai) |
常時表示がほぼ文字盤に対応しているのがすごいです!
計測関連は充実しており、110種以上のワークアウトは圧巻です。
外観
Xiaomi Smart Band 7には物理ボタンがございません。
Mi Smart Band 5まで画面下部にあったタッチボタンはMi Smart Band 6以降は廃止されたおります。
ホームボタンは個人的には欲しいところです。
Mi band4を初めて利用した際に内側で調整するベルトがどうしても苦手で、5と6は購入しませんでした。
今回改めてXiaomi Smart Band 7で試したところ、非常に調整がしやすく進化に驚きました。
連携アプリ
取扱説明書には「Mi Fitness」をスマホにインストールしてからペアリングするように記載されていますが、「ZeppLife」でも可能となっています。
※連携アプリ注意点
「Mi Fitness」のみの機能
・文字盤ダウンロード時に常時表示用の文字盤も確認できる
・ワークアウト履歴で簡易マップが表示される
「ZeppLife」のみの機能
・Eventアイコンが本体に現れスマホカレンダーと連携しスケジュール確認できる
・LINEメッセージにクイック返信できる
今回は「Mi Fitness」での使用感となります。
機能
スワイプ操作
上下左右にスワイプすることでメニューなどに移行しますが、
Xiaomi Smart Band 7は少し独特な印象です。
・上から下にスワイプ → 通知確認
・左右にスワイプ → 主要機能(ウィジェット)をカスタマイズ可能
・下から上にスワイプ → メニュー
メニュー内容
・Heart Rate … 心拍
・PAI … 個人活動指数
・Blood Oxygen … 血中酸素
・Workout … ワークアウト
・Workout History … ワークアウト履歴
・Workout Status … ワークアウト状態
・Stress … ストレス
・Sleep … 睡眠
・Weather … 天気
・Music … 音楽
・Alarm … アラーム
・Settings … 設定(画面明るさなど)
・More … その他機能
Flashlight … 簡易電灯
Female Health … 月経周期管理
Breathing … 呼吸
Stopwatch … ストップウォッチ
Timer … タイマー
Find My Phone … スマホ場所確認
Silent … サイレント設定
Event Reminder … スケジュール確認(アプリでイベント入力)
Pomodoro Timer … ポモドーロタイマー
英語表記ですが、特段不便さは無いです。
結構メニューは豊富で高価格帯のスマートウォッチと遜色ないレベルです。
クイック返信機能
HUAWEI Band 7同様に着信に対して定型文でのクイック返信が可能となっています。
Xiaomi Smart Band 7の良い点は定型文の編集がスマホ側でできるところですね。
絵文字も使えます♬
電話が掛かってきた時の表示に関してですが、HUAWEIのようにメッセージアイコンは表示せず、下から上にスワイプすると定型文が出てきますので注意です。
クイック返信は通話着信時のみ有効です。
通常のメール返信やLINE・SMSへの返信はできません。
※ZeppLifeアプリ連携時のみLINEに返信できました、、、その際返信アイコンもでます。
常時点灯(AOD)
各文字盤に対応した常時表示をしてくれます。
アプリで文字盤を選ぶ際に実際の表示画面も出てきます。
確認したところ、全ての文字盤に対応している訳ではなかったようです。
通知関連
LINEやSMSその他通知は当然ながら対応しています。
一覧表示が微妙に小さい上になぜか文字の間隔があるのが見にくいですね。。
本文表示はフォントが小さめですが、さすがの表示数です。
その他機能
天気や血中酸素・心拍・ストレスなどの計測は詳細まで表示してくれます。
画面が非常にきれいなので見やすく色の発色も良いので嬉しいですね。
運動記録に関してはジョギングコースなどの表示もしてくれます。
まとめ
スマートバンドながらほぼ全部乗せでGPS非搭載以外は2万円以上するスマートウォッチに負けていません。
軽量でつけ心地も良いので、ワークアウトや睡眠中も邪魔になりません。
スマートバンドを探している方には十分おススメできるモデルです。
ただ細かい点は色々気になります。
あくまで個人的ですが、良い点・惜しい点を下記に述べさせていただきます。
良い点
・コスパ
・画面が高精細で非常にきれい
・操作性もサクサク
・機能は高級モデル並み
・常時点灯文字盤も充実
惜しい点
・字が小さい
・ホームボタンがないため戻るのが非常に面倒
・文字盤のデザインが限定的(睡眠時間表示などのタイプが無い)
・天気予報の位置情報が微妙にずれている
・連携アプリによって機能が変わる
とても高機能で良いモデルなので残念に感じます。
特に物理ボタンが無いのは致命的です。
機能豊富な分、階層が選択していくと深いので戻るのが非常に面倒です。
こちらは何とか次のモデルで再度にボタンを設置するなどデザイン面での変更を希望します。
また連携アプリは異なるものが存在するのは仕方ないにしても、機能まで変わってしまうとバンドそのものの評価が変わりますので統一をお願いします!
ご覧いただき有難うございました。