シャープは2022年9月26日、新型スマートフォン「AQUOS sense 7」「AQUOS sense 7 plus」を発表した。
共通仕様として、プロセッサはSnapdragon695 5Gを搭載し、RAM6GB+ROM128GBに加えmicroSDにより最大1TBまで拡張可能。3.5㎜イヤホンジャック対応、防水防塵性能はIPX5/8・IP6Xとなっている。
またカメラ性能に特化した仕様となっており、センサーサイズは1/1.55インチと従来モデルより大型化し、リアカメラはAQUOS史上最大の5030万画素CMOSカメラ+800万画素CMOS広角カメラを搭載。フロントカメラは800万画素CMOSカメラとなっている。
生体認証は側面指紋認証と顔認証に対応。NFC/Felicaにも対応。
「AQUOS sense 7」は「docomo」「au」「UQ mobile」にて発売。
「AQUOS sense 7 plus」は「Soft Bank」のみでの発売となる。
AQUOS 2022 秋冬 最新モデル AQUOS sense7 / sense7 plus|シャープ公式
「AQUOS sense 7」「AQUOS sense 7 plus」のスペック比較
AQUOS sense 7 | AQUOS sense 7 plus | |
寸法(縦*横*厚み) | 152*70*8㎜ | 160*76*8.2㎜ |
質量 | 158g | 172g |
OS | Android12 | Android12 |
CPU | Snapdragon695 5G | Snapdragon695 5G |
RAM | 6GB | 6GB |
ROM | 128GB | 128GB |
microSD | 最大1TB | 最大1TB |
ディスプレイ | 6.1インチ IGZO OLED | 6.4インチ IGZO OLED |
解像度 | 2432*1080 | 2340*1080 |
リアカメラ | 5030万画素(f値1.9) | 5030万画素(f値1.9) |
800万画素(f値2.4) | 800万画素(f値2.4) | |
フロントカメラ | 800万画素(f値2.0) | 800万画素(f値2.0) |
対応バンド(5G) | n3/n28/n41/n77/n78/n79 | n3/n28/n77/n78 |
対応バンド(4G) | 1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/38/41/42 | 1/2/3/8/12/17/38/41/42 |
対応バンド(3G) | 1/2/5/8 | 1/2/8 |
Bluetooth | Ver5.1 | Ver5.1 |
バッテリー | 4570mAh | 5050mAh |
防水防塵 | IPX5/8・IP6X | IPX5/8・IP6X |
生体認証 | 顔認証・側面指紋認証 | 顔認証・側面指紋認証 |
イヤホン端子 | 3.5㎜ | 3.5㎜ |
電子決済 | Felica / NFC | Felica / NFC |
「AQUOS sense 7」「AQUOS sense 7 plus」の違い
・カラーバリエーション
・本体&画面サイズ
・解像度
・リフレッシュレート
・対応バンド
・スピーカー
となります。
カラーバリエーションは「AQUOS sense 7 」に関しては、au・UQモバイルから「ライトカッパー」「ブルー」「ブラック」の3色、ドコモは3色に加え限定カラーの「ラベンダー」計4色の展開となっています。
「AQUOS sense 7 plus 」はソフトバンクのみの発売となりますが、「ディープカッパー」「シルバー」「ブラック」の3色となっています。
リフレッシュレートに関しては、「AQUOS sense 7 」はまさかの1~60Hzの可変駆動、「AQUOS sense 7 plus 」は1~240Hzの可変駆動となっています。240Hzの凄さの反面、60Hzというのはびっくりです。
スピーカーに関しては、「AQUOS sense 7 plus」のみステレオスピーカーの表記があるため、おそらく「AQUOS sense 7 」がモノラル仕様と予想されます。
不思議なのは、小型サイズの「AQUOS sense 7 」の方が解像度が高い仕様となっています。
まとめ
「AQUOS sense 7 」はカメラ特化型でコンパクトサイズ&高精細ディスプレイで日常重視用途、「AQUOS sense 7 plus 」はリフレッシュレート、ステレオスピーカーからもゲーム、映像などのエンタメ用途というターゲットなのでしょう。
ただキャリア依存の販売が非常に悲しいですね。特にソフトバンクモデルである「AQUOS sense 7 plus 」の仕様差が激しいです。
キャリア専売は今後無しにして、せっかくバランスの取れた良いモデルなので、全モデルSIMフリー化して欲しいです。
我が家はMVNOと楽天でスマートフォンを利用しています。通信環境に関しても特段不満は無いです。以前はau、ドコモ、ソフトバンクを利用していましたが、MVNOに変えたことで圧倒的に月々のコストは抑えられました。
この危機的物価上昇の中で、通信費の見直しをする家庭も更に増えると思います。
MVNOユーザーへの選択肢も増やすためにも今後は同タイミングでSIMフリーも販売して欲しいと願います。