先日発売になった「HUAWEI Band 7」と「Xiaomi Smart Band 7」はどちらも非常に優れたモデルとなっており、購入を検討している方も多いと思います。
どちらも購入させていただき利用していますが、とても満足しています。
ただどちらが優れているの?と気になる方も多い機種だと思いますので、
今回、スマートバンド界における大人気モデル「HUAWEI Band 7」と「Xiaomi Smart Band 7」を徹底比較してみます♬
それぞれの細かいレビューは過去記事をご覧いただけると幸いです。
当然、利用しているスマートフォンや環境によって好みは変わってくるかと思いますが、今回は私の主観で比較させて頂きたいと思います!!
スペック比較
HUAWEI Band 7 | Xiaomi Smart Band 7 | |
OS | HarmonyOS | 独自OS |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
バッテリー | 約14日間 | 約14日間 |
液晶 | AMOLED194✕368ピクセル 1.47インチ | AMOLED192✕490ピクセル 326PPI 1.62インチ |
質量 | 16g | 13.5g |
サイズ(縦*横*厚さ) | 44.35*26*9.99mm | 46.5*20.7*12.25mm |
マイク | × | × |
スピーカー | × | × |
GPS | × | × |
常時表示 | 〇 ※5種類のみ | 〇 |
トレーニング | 96種類 | 110種類以上 |
天気予報 | 〇 | 〇 |
睡眠ログ | 〇 | 〇 |
心拍ログ | 〇 | 〇 |
血中酸素常時計測 | 〇 | 〇 |
ストレス常時計測 | 〇 | 〇 |
月経周期モニタリング | 〇 | 〇 |
通知機能 | 〇 | 〇 |
返信機能 | △着信時・SMS | △着信時 |
電子決済 | × ※国内において | × ※国内において |
音楽機能 | 音楽操作 | 音楽操作 |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー |
基本スペックでの比較ですが、実際の使用感ではどのように感じるでしょうか。
外観と装着感比較
Huawei Band 7が◯
本体重量はXiaomi Smart Band 7の方が軽いのですが、厚みとセンサーが飛び出ている分、手首に後が残ります。厚みのせいで自然な着け心地とは言えません。
HUAWEI Band 7は幅がある分、本体が薄くなっており気にならない装着感です。
またベルトがバックルタイプの方が慣れている分個人的に装着しやすいです。
画面と明るさ
Xiaomi Smart Band 7が〇
最大の明るさ設定をした際にXiaomi Smart Band 7の方が明るいです。
また326PPIと高精細で非常にきれいな液晶画面です。
ただ大きいはずのXiaomi Smart Band 7の画面サイズの方が実際は小さく感じます。
操作性
Huawei Band 7が〇
ここは圧倒的にHuawei Band 7が使いやすいです。物理ボタンがHOMEボタンとなっていますので、機能が増えている分戻るのもワンタッチで可能です。
また上下左右のスワイプ操作も他社でも多く採用されているものなので、直感的に操作もできわかりやすいです。
Huawei Band 7 / 下:メニュー 上:通知確認 左右:主要機能 物理ボタン:メニュー一覧
Xiaomi Smart Band 7 / 下:通知確認 上:メニュー一覧 左右:主要機能
Xiaomi Smart Band 7はスワイプ操作も独特で慣れが必要です。またアイコンの階層を進めても物理ボタンが無いため一つ一つ左スワイプで戻っていかないといけません。
通知表示
Huawei Band 7が〇
ピクセルが細かい分、Xiaomi Smart Band 7は小さな文字でも潰れずキレイなのですが、表示が小さすぎます。こちらは変更できないので明らかにHuawei Band 7の方が通知が来た際に一瞬見ただけで内容が認識しやすいです。
また通知一覧もXiaomi Smart Band 7の方は無駄に隙間が大きく見にくいので、日本版では調整が入ってほしいところです。
処理速度
Xiaomi Smart Band 7が〇
Xiaomi Smart Band 7は情報量が多いにも関わらずヌルヌルとスクロールします。
Huawei Band 7の方はもっさりはしていませんが、Huawei Band 6からの進化は感じられずHarmonyOSの恩恵は体感できません。
電池持ち
HUAWEI Band 7が〇
就寝前23時と同じタイミングで100%充電し、AOD以外は全て常時計測もONにした状態でつけ外しもどちらも同じように生活しました。
3日目くらいまではほぼ変わらない状態でしたが、5日目の朝の時点でHUAWEI Band 7は残量68%・Xiaomi Smart Band 7は残量60%と差が開いてきています。
ただ画面が高精細な分仕方ないとは思いますし、どちらも十分な電池持ちとは思います。
各機能の表示内容
引き分け
こちらは一長一短という感じです。
Xiaomi Smart Band 7は画面が高精細な分、ルート表示や睡眠データなどをバンド上に表示してくれます。
ただHUAWEI Band 7もXiaomi Smart Band 7には無い天気情報の詳細や分析結果などもあり引き分けとします。
通知関連
Xiaomi Smart Band 7が〇
これはLINEの音声着信があった場合に限る評価ですが、HUAWEI Band 7は着信時は反応せず着信終了後に不在着信のお知らせが来ます。
Xiaomi Smart Band 7はLINE着信中リアルタイムにお知らせが来ます。
HUAWEI Band 7もここは改善してほしいところです。
普通にLINEの通知はどちらもきます。
連携アプリ
Xiaomi Smart Band 7は「Mi Fitness」
HUAWEI Band 7は「ヘルスケア」
利用となります。
引き分け
どちらも見やすく使いやすいです。
文字盤
HUAWEI Band 7が◎
これは圧倒的にHUAWEI Band 7です。
文字盤の種類も内容もXiaomi Smart Band 7は今後に期待という感じです。
HUAWEI Band 7は有料・無料で好みのものが確実に探せます。
個人的には文字盤に睡眠時間表示が欲しいのですが、Xiaomi Smart Band 7は選択の余地があまりないので睡眠時メイン利用の私にとっては厳しいところです。
まとめ
HUAWEI Band 7が〇
大前提としてあくまで私の環境ならという結果です。
私はHUAWEI のスマホを利用しており、機能制限もありません。
ただXiaomi Smart Band 7はスペックの高さを発揮できていない作りと感じます。
高精細画面を生かしきれない文字盤や表示内容など修正すればさらに化けるでしょう。
ただ圧倒的な部分はやはり物理ボタンが無いことです。
戻る際に小さな画面を何回もスワイプするのはストレスとなります。
文字盤のコンテンツの少なさもスマートバンドを利用するワクワク感を半減させています。
辛口ですが、このあたりを次回モデルに生かしてくれると間違いなく評価は変わってくるでしょう。
ご覧頂き有難うございました。